タイ・バンコクのスワンナプーム空港近くで、とにかく宿泊費を抑えたい。
そんな条件で選んだのが、
「De Botan Bangna Hotel」です。
実際に宿泊して感じたのは、
「価格相応だが、事前に知っておくべき注意点が多いホテル」という印象。
本記事では、
- 実際の宿泊体験
- 周辺環境
- 空港・交通アクセス
- メリット・デメリット
を正直にまとめます。
バンコクで空港近くの格安ホテルを探している方の判断材料になれば幸いです。
De Botan Bangna Hotel 基本情報
- ホテル名:De Botan Bangna Hotel
- 宿泊時期:2025年11月
- 宿泊料金:1泊 約4,300円
- デポジット:1,000バーツ(現金のみ)
- 立地:バンコク・バンナー地区(国道沿い)
立地・周辺環境|便利とは言えないが空港は近い
周辺に飲食店はほぼ無し
ホテル周辺には、徒歩圏内の飲食店はほぼありません。
夜に食事を取る場合は、事前に済ませるか、Grabなどの配車アプリ利用が前提になります。
- コンビニ(セブンイレブン):徒歩約5分
- ローカル食堂・屋台:深夜まで営業している屋台がコンビニ横にあり
国道沿いで騒音はかなり大きい
ホテルは国道沿いに建っており、交通量が非常に多いです。
- バイクの爆音
- 大型車の走行音
が深夜まで続くため、静かな環境で眠りたい方には不向きです。
空港・交通アクセス|空港利用前後の一泊向き
スワンナプーム空港からの距離
- タクシー:約30分
- Grabタクシー:327バーツ(空港 → ホテル)
空港からの距離感は悪くなく、深夜・早朝フライト前後の一泊には使いやすい立地です。
地下鉄・バス情報
- 最寄りバス停:徒歩約5分
- BTS(高架鉄道)駅:徒歩圏ではやや遠く、観光拠点としては不便
市内観光の拠点にするより、空港アクセス重視の滞在向きです。
客室・設備|建物は古いが部屋はリノベ済み
建物全体は老朽化が目立つ
正直に言うと、共用部・外観はかなり年季が入っています。
- 廊下
- エレベーター
- 外壁
は古さを感じます。
ただし——
客室はリノベーションされている
室内に入ると印象は変わります。
- ベッド・床は比較的きれい
- 内装は簡易的ながらリノベ済み
- エアコンは問題なく稼働
「寝るだけなら十分」というレベルです。


アメニティ|最低限のみ
アメニティはかなりシンプル。
- ミネラルウォーター:2本
- タオル
- シャンプー
歯ブラシ、シャンプー、スリッパ等はありません。
必要なものは事前に準備必須です。



防音性|壁が薄く、声が聞こえる
防音性は期待しない方が良いです。
- 隣室の会話が聞こえる
- 廊下の物音も響く
さらに前述の通り、外の交通騒音+室内の防音弱さが重なります。


デポジット対応|現金必須&注意点あり
チェックイン時にデポジット1,000バーツ(現金のみ)を求められました。
深夜便で空港に到着、レートの悪い両替所しか開いていなかった為、両替せずにホテルへ向かいました。
デポジットが必要な事は分かっていたので、クレジットカードで対応予定。
チェックイン時に手持ちが500バーツしかないと説明したところ、
「パスポートを預けてください」
と言われ、チェックアウトまでパスポートを預ける対応に。
海外のホテルではデポジットを要求されるケースは多いですが、クレジットカードで対応してきており、現金のみというのは初めて。
パスポートの紛失はありませんでしたが、悪用されるのではと精神的にかなり不安でした。
- 現金デポジット必須
- クレジットカード不可
- バーツ現金は事前準備推奨
良かった点・気になった点まとめ
良かった点
- 1泊4,000円台の安さ
- 空港から近い
- 部屋自体は最低限きれい
気になった点
- 騒音が非常に大きい
- 周辺に飲食店が無い
- デポジット対応が不安要素
- 観光拠点としては不便
総合評価|安さ重視・割り切り宿泊向け
De Botan Bangna Hotelは、
- 空港近く
- 低予算
- 1泊だけ
という条件なら、割り切って利用できるホテルです。
一方で、
- 静かに眠りたい
- 周辺で食事を楽しみたい
- 安心感を重視したい
という方には、あまりおすすめできません。
こんな人におすすめ
- 深夜到着・早朝出発のトランジット利用
- 宿泊費を極限まで抑えたい
- 騒音や簡素さを気にしない人
空港近くの格安ホテル選びで迷っている方は、「価格と不便さのバランス」を理解した上で検討してみてください。
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