白馬村スキー場の入込データを分析すると、2026シーズン(12月〜2月累計)はスキー場ごとに明暗が分かれる結果となりました。
特に注目なのは
- 岩岳スノーフィールドの大幅増
- 八方尾根の減少
- 五竜47の安定成長
です。
今回はスキー場ごとにデータを分析していきます。
2026年2月までの累計入込数
| スキー場 | 2025累計 | 2026累計 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 五竜・47 | 377,249 | 403,130 | 106.8% |
| 八方尾根 | 319,126 | 296,864 | 93.0% |
| 岩岳 | 166,288 | 181,580 | 109.2% |
| さのさか | 35,342 | 40,417 | 114.4% |
ポイント
- 最多来場者:五竜・47
- 最も伸びた:さのさか
- 大幅成長:岩岳
- 減少:八方尾根
スキー場別の詳細分析
① 五竜・Hakuba47(前年比106.8%)
白馬最大級スキー場は安定成長
累計
- 2025:377,249人
- 2026:403,130人
+25,881人
非常に安定した伸びです。

強い理由
- インバウンド(台湾・東南アジア)知名度・人気
- 2つのスキー場・規模が大きい
- 白馬唯一の通年ナイター営業
- 47はパークに特化
- 初心者からカービング、キッカー、パウダーと幅広い層の取込
強風でゴンドラが止まる回数も少なく、初心者用・キッズゲレンデ(いいもり)、パーク(47)、圧雪バーン(五竜)、非圧雪でパウダー(五竜・47)とオールラウンドで遊べるスキー場。
とりあえず五竜という安心感が強い。
② 八方尾根(前年比93.0%)
白馬最大スキー場はやや苦戦
累計
- 2025:319,126人
- 2026:296,864人
−22,262人
減少しています。

主な原因
最も大きいのは、12月の落ち込み。
12月前年比、83%
その後
- 1月:92%
- 2月:99%
といずれも前年割れ。
誤差の範囲とも言えますが、白馬村全体でスキー場の入込数は増えているにも関わらず、八方だけが一人負けの状態。
ローカルスキーヤーの評判の悪さもよく耳にしますが、インバウンド向けの集客イベント、度重なる値上げ等で日本人客が離れているのかも?
咲花ゲレンデのセンターハウス、外国資本が運営しており、テラス席ではガンガン洋楽が鳴り響き、インバウンドがビール片手に集団で騒いでいる光景を見ると、残念な気持ちになりました。
③ 岩岳スノーフィールド(前年比109.2%)
白馬で最も勢いのあるスキー場
累計
- 2025:166,288人
- 2026:181,580人
+15,292人
昨シーズン大幅に入込が増えたにも関わらず、今期も伸長しています。

成長の理由
岩岳は近年
- マウンテン通年リゾート化
- ノンスキーヤー向けのアクティビティ強化
- 絶景テラス・マウンテンハーバー
など
「観光+スキー」モデル
に成功しています。これは白馬の中でも最も成功している戦略です。
2025年には新ゴンドラ、2027年には、故障トラブルで運休が多かったサウスリフトも新しくなり、投資が進んでいます。
一方、スキー場としての運営には疑問を感じる場面も多々あります。
私は岩岳のシーズン券を毎年購入し、ホームゲレンデとして滑っていますが、圧雪、リフト乗降エリアの雪入れが疎かになっていたりと、ノンスキーヤーの取込には力を入れますが、スキー場本来の運営面はその分手を抜いている印象を受けます。
例えば、ノースゲレンデはシーズン中ほぼクローズ状態。イベント用に開放する日もありますが、経費削減なのか年々入込が増え、平日でもリフト待ちが発生する中、滑れるコースを閉じたまま。
今シーズン新しくなったセンターハウス、ショップエリアが拡大した結果、ベンチの数が少なく、休憩やブーツを履くことが困難です。
もう一度、スキー場目線で運営を再確認して欲しいと感じます。
④ さのさか(前年比114.4%)
小規模ながら最も高い伸び率
累計
- 2025:35,342人
- 2026:40,417人
+5,075人
前年比
114%
規模が小さいだけに、伸び率としては大きく見えます。
今シーズンから経営母体が変更となり、社長はXなどでも積極的に発言しており、意欲を感じます。
数年前までは平日練習している自衛隊しか見かけない程、人が少なかったのですが、ここ数年ではインバウンドも増えてきました。
- 初級者向け
- カービングが楽しい
- 混雑が少ない
近年は穴場スキー場としても評価されています。
まとめ
2026年2月までの白馬スキー場入込は
- 五竜47:安定成長
- 岩岳:急成長
- さのさか:高成長率
- 八方尾根:やや減少
という結果になりました。
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