昨シーズンと比べて大幅に入込が増えた白馬村のスキー場。3月末までの累計入込数を昨シーズンと比較すると、白馬岩岳スノーフィールド148.2%、さのさかスキー場137.5%、八方尾根スキー場115.4%、白馬五竜・47スキー場96.8%となり、白馬五竜・47以外は大幅に増えた事が分ります。
八方尾根スキー場

対前年比、12月:129%、1月:116%、2月:103%、3月:127%、累計では115.4%。
対前年入込数、12月:13,700人、1月:18,804人、2月:3,987人、3月:15,244人、累計では51,914人の増加となっており、2月以外は毎月1万人以上増えていることが分かります。
さのさかスキー場

対前年比、12月:285.7%、1月:173.4%、2月:109.3%、3月:105.8%、累計では137.5%。
対前年入込数、12月:4,271人、1月:5,557人、2月:1,334人、3月:385人、累計では11,547人の増加。
シーズン前半は対前年大幅増となりましたが、2月・3月は昨シーズン並みという結果に。それでもシーズン1万人以上増加するという結果に。
さのさかスキー場の前を通ると宿からスキー場へ歩いているインバウンド勢を見る事が多く、隣の五竜からさのさかに流れているのかもしれません。
白馬五竜・47スキー場

対前年比、12月:94.6%、1月:97.6%、2月:93.9%、3月:102.2%、累計では96.8%。
対前年入込数、12月:-4,828人、1月:-3,703人、2月:-9,212人、3月:1,931人、累計ではー15,433人の減少。
517千人と大幅に増えた昨シーズンとの比較すると、今シーズンは伸びていないという印象を受けます。
毎年の大幅な値上げ、平日でも混雑するゲレンデ、週末となるとチケット、レンタルにも長い列ができている現状を見て、五竜離れが進んでいるのかもしれません。
白馬岩岳スノーフィールド

対前年比、12月:191.9%、1月:150.6%、2月:147.4%、3月:131.1%、累計では148.2%。
対前年入込数、12月:10,158人、1月:23,522人、2月:24,146人、3月:10,066人、累計では67,892人の増加。
対前年148%・68千人の増加となった岩岳。シーズン券ホルダーでトータル70日滑りましたが、本当に今シーズンは人が多かったです。
平日でも沢リフトやViewリフトに長い列ができ、10時を過ぎるとバスで来場するインバウンド勢が増えてきてゴンドラ待ちが発生。
白馬村では比較的規模が小さめの岩岳で、昨シーズンと比べて約7万人近くの入込が増えれば混み合うのも無理はありません。
それでいて、ノースリフトは一度も動かす事は無く、中央高速リフトもイベントの時に動いているのを見た程度。
動かせるリフトを停止しておきながら、入込だけは増えている状況・・・
平日空いているのが岩岳の魅力でもあったのですが、今シーズンの混み具合を見て来季はシーズン券の購入を見送ろうという声もよく聞きます。
ノンスキーヤー、一般客の来場も多く、どんなに天気が悪い日でも必ず訪れていました。
東南アジア、中東、インド系などの雪が降らない地域から来たであろうインバウンドもよく見かけましたが、なぜ岩岳に集中するのか?
雪を見るだけ、雪と遊ぶだけなら隣の八方や栂池でも楽しめると思うのですが、それ程マウンテンハーバーやブランコが人気なのでしょうか?
来シーズンは大幅に増えた入込数を考慮して、動かせるリフト、コースは全てオープンしてスキーヤー、スノーボーダーの目線に立って改善して欲しいと思います。
五竜・47以外は大幅増となった白馬村4スキー場。
4月、5月も稼働しているスキー場があるので、入込数をまとめてみたいと思います。

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