日本全国50箇所以上のスキー場やアクティビティ施設で使える定額パス、「アースホッパー」が発売開始となりました。
4シーズン目を迎えたアースホッパー、今シーズンから一部のスキー場ではチケットが2枚必要となり、お得感が薄れた印象を受けます。
アースホッパーとは?
スキー場のリフト券やMTB、SUP等のアクティビティの施設利用券がセットになった、定額制のパスサービス
「マックアース」や「ハクババレー共通シーズン券」のような冬のスキー場で滑る事を目的としたシーズン券とは違い、冬以外(MTB、SUP等アクティビティ)でも使えオールシーズン利用できます。
利用期間は、2024年10月1日~2025年7月13日まで。
料金プラン
プロ
チケット:120枚
一般 :79,800円
ジュニア(小学生以下):47,800円
スタンダード
チケット:14枚
一般 :49,800円
ジュニア(小学生以下):29,800円
※2024年9月30日までに購入でチケット14枚→15枚になるキャンペーン中
ライト
チケット:7枚
一般 :29,800円
ジュニア(小学生以下):19,800円
スーパーライト
チケット:4枚
一般 :19,800円
料金プランは4つありますが、アースホッパーがおすすめするプランは「スタンダード」のようです。
対象施設でチケットを使用してリフト券代わりとなりますが、全国を飛び回り多くの施設を利用して欲しいというアースホッパーの理念?により各施設2回までしか利用できません。
それに加え、今シーズンからは一部施設ではチケットが2枚必要となりました・・・
この条件の改悪によりお得感が薄れてしまった印象が強く、「X」やオープンチャットでも批判的な声が多く聞かれました。
チケットが2枚必要になるスキー場は、以下の5つ。それ以外ではWAVE、PADDLE 全施設でも2枚必要となります。
キロロスノーワールド
ロッテアライリゾート (オープン〜3/2迄、以降1枚消費)
赤倉観光リゾートスキー場
つがいけマウンテンリゾート
白馬コルチナスキー場/白馬乗鞍温泉スキー場 (オープン〜3/2迄、以降1枚消費)
チケットが2枚必要となる施設は知名度があり、集客力がある人気のスキー場(コルチナ・乗鞍温泉はなぜ?)
過去に白馬五竜スキー場もアースホッパー対象施設として利用できましたが翌シーズンは撤退。
その理由について五竜の営業の方に聞いた事があるのですが、アースホッパー利用者が増える事でリフト券の客単価が減ってしまい、スキー場としてアースホッパーに参加するメリットが無かったからとのこと。
アースホッパーの対象施設は地方にある小規模スキー場が多く含まれており、そういった施設では参加する事で知名度がUPし、今まで来なかったエリアのお客さんが増えるといったスキー場側のメリットは多い一方、何もしなくてもお客さんが来るような人気のスキー場では、参加するメリットが薄いのかもしれません。
対象施設
スキー場
北海道 7
ぴっぷスキー場 NEW
キャンモアスキービレッジ NEW
ニセコアンヌプリ国際スキー場
カムイスキーリンクス
キロロスノーワールド
さっぽろばんけいスキー場
名寄ピヤシリスキー場
岩手県 4
網張温泉スキー場
八幡平リゾート パノラマスキー場・下倉スキー場
安比高原スキー場
夏油高原スキー場
宮城県 2
マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ
みやぎ蔵王えぼしリゾート
秋田県 1
たざわ湖スキー場
山形県 3
湯殿山スキー場
蔵王ライザワールド
Asahi自然観スノーパーク
福島県 3
会津高原だいくら高原スキー場
会津高原たかつえスキー場
会津高原南郷スキー場
群馬県 4
パルコール嬬恋リゾート
ホワイトワールド尾瀬岩鞍
オグナほたかスキー場
川場スキー場 (10月23日追加)
新潟県 9
池の平温泉アルペンブリックスキー場
神立スノーリゾート
湯沢中里スノーリゾート
ロッテアライリゾート
赤倉観光リゾートスキー場
舞子スノーリゾート
キューピットバレイ
ニノックススノーパーク
ムイカスノーリゾート
富山県 1
あわすのスキー場
福井県 1
福井和泉スキー場
山梨県 1
カムイみさかスキー場(冬季のみ)
長野県 9
戸隠スキー場 NEW
御嶽スキー場
八千穂高原スキー場
つがいけマウンテンリゾート
白馬コルチナスキー場・白馬乗鞍温泉スキー場
竜王スキーパーク
黒姫高原スノーパーク
斑尾高原スキー場
タングラムスキーサーカス
兵庫県 4
ハチ高原スキー場・ハチ北高原スキー場
アップかんなべ
ちくさ高原スキー場
スカイバレイスキー場
広島県 1
恐羅漢スノーパーク
愛媛県 1
久万スキーランド
MOUNTAIN BIKE
パルコール嬬恋
e-trail park 浅間 NEW
トレイルアドベンチャー(よこはま、フジ、栗東、吉野ヶ里、久山、龍ヶ崎、福岡油山)
e-TRAIL PARK (イオン海老名、南箱根)
アップかんなべ
WAVE
citywave Tokyo Sakaimachi
静波サーフスタジアムPerfectSwell® NEW
TRIBEマリーナ
琵琶湖ウェイクボード Cover
CORAL PARK
PADDLE
Water&Snow SPICE NEW
Stripes NEW
Crib Inawashiro NEW
R-LABO NEW
atami_sup NEW
CORAL PARK NEW
エリア別で見ると、利用可能なスキー場が北海道7、新潟県9、長野県9、群馬県4、福島県3となっており、北関東、新潟、長野をメインに滑る方はいろんなスキー場を楽しむことができ、利用しやすいのではないかと思います。
プラン別でみると、プロのチケットは120枚:79,800円、チケット1枚/665円
スタンダードでは14枚:49,800円、チケット1枚/3,557円
ライトでは7枚:29,800円、チケット1枚/4,257円
スーパーライトでは4枚:19,800円、チケット1枚/4,950円
プランの料金が下がるにつれてチケット1枚あたりの単価は高くなります。
例えば、スタンダードでチケット2枚必要な「つがいけ高原スキー場」で利用した場合、3,557円×2枚:7,114円となり、リフト券のオンライン価格6,500円より割高となってしまいます。
その為、チケット枚数が2枚必要となるスキー場へ行くとアースホッパーを利用するメリットが薄く、それがSNS等であがっている批判的な意見に繋がっている気がします。
周りではアースホッパーを購入し利用している人が多かったのですが、今シーズンは見送るという人も多いようです。
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