バンコク最大級の週末市場「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」。
今回は、日本で販売できる商品を探すため、市場まで徒歩圏内・とにかく安いホテルを条件に探し当てたのが、
結論から言うと、このホテルは、「チャトゥチャック市場に通うためだけに存在する宿」。
目的が明確な人には刺さりますが、それ以外の滞在には向きません。
SimpleStay Chatuchak 基本情報
- ホテル名:SimpleStay Chatuchak
- 宿泊日数:2泊
- 宿泊費:1,946バーツ(1泊973バーツ)
※当時レートで約 4,670円/泊 - 建物:比較的新しい
- 水は2本(瓶)
「安さ」と「立地」を最優先する人向けの、完全に割り切った宿です。
建物とチェックイン|受付は4階にあり少し分かりにくい
この建物、中に2つのホテルが入っている構造になっています。
SimpleStay Chatuchakの受付は4階にあり、初見だと少し戸惑うかもしれません。
ただし、建物自体は新しく、共用部・廊下・エレベーター周りは清潔感があります。

客室レビュー|正直、部屋はクソ狭い
率直に書きます。部屋は、かなり狭いです。
- ベッドでほぼ占有される室内
- スーツケースを広げるのはかなり厳しい
- 長期滞在・部屋でくつろぐ用途には不向き


さらに問題なのが窓。
- 窓の外は建物内の通路
- 外から丸見え状態
- 常にカーテンを閉める必要あり

「窓付き」というより、窓があるせいで落ち着かないという印象でした。
防音・設備|雨音がうるさい&初日は照明トラブル
壁は薄め?雨音が気になる
滞在中、雨が降った夜は雨音が想像以上に響き、うるさく感じました。
照明トラブルで眠れない夜
1日目の夜、就寝しようと部屋のライトスイッチをすべてオフにしたものの…
なぜか部屋が明るいまま。
結局、明るさが気になって熟睡できず。
翌朝フロントに伝えると「スイッチの故障」とのことで、すぐに修理対応。
対応自体は悪くありませんでしたが、安宿らしいトラブルではあります。
シャワー・水回り|水圧弱め&温度が不安定
- シャワーの水圧:弱い
- 温度:安定せず、急に熱くなることあり
正直、快適とは言えません。「とりあえず浴びられればOK」というレベルです。



立地評価|チャトゥチャック市場目的なら最高
チャトゥチャック市場まで徒歩10分
- 徒歩圏内
- 朝から市場に通える
- 仕入れ目的なら圧倒的に便利
ただし注意点があります。
国道を渡る必要あり
- 毎回高架橋を登って横断
- 荷物が増えると地味にきつい
それでも市場通いが目的なら、この立地は文句なしです。


周辺環境|飲食店は少なめ、コンビニも遠い
ホテル周辺はかなり静か。
- 飲食店:ほぼ無し
- セブンイレブン:徒歩約10分
夜は完全に「寝るだけの場所」になります。
昼は市場内にあるフードコートで済ませ、夜は外に出るのも疲れてgrabでバーガーキングを注文。
ホテルの1Fまで降りて受取ましたが、ロビーまで届けてくれるそう。


地下鉄アクセスと夜の過ごし方
2日目の夜は、地下鉄を使って Phahon Yothin駅方面へ。
日系居酒屋を2軒はしご
① あきば居酒屋
- ビールは正直高い
- ただし、唐揚げが意外と美味しい

② 恵美須商店
- プロンポン店は何度か利用経験あり
- 今回は串カツ目的で入店
- 日本で食べる串カツとほぼ違和感なし

「市場+日本食」で旅の終盤であっさりした食事をしたくなった時には、この動線も悪くないと思います。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- チャトゥチャック市場が主目的
- 仕入れ・買い付けで朝から動きたい
- 宿泊費を極限まで抑えたい
- 部屋の快適さは気にしない

おすすめしない人
- 観光メインのバンコク旅行
- ホテルでくつろぎたい
- シャワーや静音性を重視する人
関連記事の紹介(チャトゥチャック仕入れ)
チャトゥチャック市場での仕入れや、周辺飲食店については、以下の記事で詳しく紹介しています。
- 【バンコク旅行記・4日目】
日本で売れる商品を探せ!チャトゥチャック市場で買い付け、市場まで徒歩5分の格安ホテルも合わせて紹介 - 【バンコク旅行記・5日目】
チャトゥチャック市場で追加仕入れ&日系居酒屋でハシゴ酒
あわせて読むと、このホテルを選ぶ理由がより明確になると思います。


まとめ|このホテルは“チャトゥチャック専用”
SimpleStay Chatuchakは、
- 快適さ:✕
- 部屋の広さ:✕
- 周辺環境:✕
しかし、
- チャトゥチャック市場への立地:◎
- 宿泊費の安さ:◎
「チャトゥチャック市場を楽しむ(通う)ためだけのホテル」
と割り切れば、これ以上ない選択肢です。
それ以外の目的で泊まるメリットは、正直ありません。
逆に言えば、市場が目的なら最適解の一つと言えるでしょう。
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