【落差日本一】富山・立山町「称名滝」と幻の「ハンノキ滝」へ|雪解け時期だけの絶景を体感

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富山県立山町にある「称名滝(しょうみょうだき)」は、落差350mを誇る日本一の大瀑布。その隣に現れる「ハンノキ滝」は、なんと落差500m。ただし、こちらは雪解けや梅雨時期など、限られた時期にしか見られない幻の滝です。

今回は、6月中旬の残雪が残る頃の称名滝・ハンノキ滝の絶景ハイキングルートをご紹介します。

アクセス・駐車場情報|称名滝へは徒歩30分の絶景ルート

立山黒部アルペンルートへ向かう途中、「称名滝」方面の分岐を左に進むと、無料駐車場があります。ここから滝見台までは、片道約1.3kmの舗装された緩やかな登り坂。徒歩で約30分ほどの道のりです。

道中は、新緑の森と渓流の音に癒される自然満喫のトレッキング。ですが、じわじわと体力を奪う登り坂なので、歩きやすい靴と飲み物は必携です。

幻の「ハンノキ滝」が出現|雪解けと梅雨時期だけの奇跡の景観

滝見台に近づくと、正面に見えてくるのが「ハンノキ滝」。これは、雪解けや雨の多い時期だけに現れる滝で、晴天が続くと消えてしまうこともある幻の存在。

この日は上部がガスに包まれて見えませんでしたが、それもまた神秘的な光景。滝のスケール感は圧巻で、写真では伝えきれないほどの迫力です。

称名滝の水飛沫がまるで豪雨|防水ウェアは必須!

滝に近づくにつれて、霧雨のような細かな水飛沫が全身にかかってきます。滝の真下ではまるで豪雨の中にいるような勢いで、防水ジャケットやポンチョがあると安心です。

山道の角を曲がった先、ついに称名滝が正面に登場。その姿は、想像以上のスケール。滝壺には残雪が残り、初夏でもひんやりとした空気が広がっていました。

水飛沫が凄いので素早く橋を渡り、右手奥の滝見台へ進みます。

滝見台からの眺めと見どころ|「そうめん滝」にも注目?

滝見台は岩陰になっているため、比較的水飛沫が少なく、落ち着いて鑑賞できます。滝の轟音や飛沫が全身に響くような大迫力。また、水量が多い日には「そうめん滝」と呼ばれる細く流れる支流の滝も見られることがあります。

称名滝は、1本の滝ではなく4段構成となっており、それぞれ:

  • 第1段:70m
  • 第2段:58m
  • 第3段:96m
  • 第4段:126m

合計落差350mという日本一のスケールです。滝壺は直径60m、深さ約6m。

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年間10㎝程度岩が削られ、滝の位置が後退しているのも頷ける水の勢い。

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夏でも涼しい天然のクーラー体験|立山観光の立ち寄りスポットに最適

この日は富山市内で27℃ありましたが、滝のそばでは体感温度が10℃以上低く、寒いほどの涼しさ。真夏の避暑地としてもおすすめです。

称名滝周辺はすべて無料で見学可能というコスパの良さも魅力。立山黒部アルペンルートの観光とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

【まとめ】称名滝・ハンノキ滝|見どころと注意点

  • 落差日本一の「称名滝」(350m)は、圧巻の自然体験
  • 期間限定の幻「ハンノキ滝」(500m)は、雪解け・梅雨時期のみ出現
  • 無料駐車場あり、片道1.3kmのハイキングコース
  • 夏でも防水対策&防寒対策を忘れずに
  • アルペンルート観光とセットで訪れるのがオススメ!
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