スノーボードのブーツやヘルメットのダイアルなどに多く搭載され、簡単に開け閉めできる便利な「BOAシステム」ですが、長く使っているとダイヤルが空回りし締まらなくなる事があります。
そんな時にはBOAのメーカー公式HPから無料でパーツを取り寄せ、簡単に自分で修理できます。
今回は、実際に部品を取り寄せた方法や手順についてご紹介します。
故障したBOAの写真を撮る
まずは故障したBOAの写真を撮ります。
後々、公式HPで画像をUPしなければならないので、あらかじめ撮影しておくと楽です。
故障したスノーシューのBOA、申請時の画像です。
「TUBBS FLEX VRT」
スノーシューですがBOAが付いているので、バックカントリー時の着脱が楽で重宝しています。
大きくて少し重いのが難点ですが、硬いアイスバーンでも歯が雪面を捉えて登る事ができるのでオススメです。
BOA公式HPよりパーツの申請を行う
下記URLからBOAの公式HPへ
「BOA保証制度について」
「無料修理キットの請求」
「確認しました。次に進む」
対象製品についての情報を入力していきます。
事前に撮影した画像を登録します。
名前、送付先、Eメールなどを入力します。
これでパーツの発注はいったん終了となります。
2日後、保証対象のパーツが確定した事、発送した旨のメールが届きました。
部品代、送料ともに無料です。
製品名がわからなくても、登録した写真から対象の部品を判断してくれるので手間がかからず簡単でした。
部品を発注して2日後には発送と、保証体制が整っていると感じます。
交換部品が到着
発注してから9日後、部品が届きました。
- ワイヤー:2
- ダイヤル・マウント:2
- ドライバー:1
- 説明書
同封されていた説明書よりもYouTubeの説明動画を見ながら作業した方が解りやすかったです。
専用ドライバーでダイヤルを外し、交換します。
ダイヤルを交換すると、空回りせずしっかり締める事ができました。
今回故障したのは7年前?ぐらいに購入したスノーシューのBOAでしたが、保証対象で部品も残っていました。
メーカーによっては保証期間が定められている所もある中で、BOA社は「製品寿命の期間において」保証するとのことなので、保証体制が手厚いと思います。
部品を取り寄せるHPもわかりやすく、発注して部品の到着までも10日程。
素早い対応で、保証体制が充実していると実感しました。
BOAが故障したら、公式HPでパーツを発注、自分で修理する。
簡単にできるので、故障した際には取り寄せてみてはいかがでしょうか。
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