4月15日から11月30日まで営業している立山黒部アルペンルート。室堂にある10m以上の高さを誇る雪の壁「雪の大谷」でも知られていますが、「大観峰」展望台からは黒部湖、北アルプスの山並みを一望できます。
6月上旬に訪れた様子をご紹介します。
富山県側の玄関口「立山駅」から室堂にある雪の大谷を通り、長野県側の「扇沢駅」まで移動します。
ケーブルカーで美女平まで行き、高原バスで約1時間、室堂に到着。
6月上旬の雪の大谷、公式HPでは13mの高さとありますが実際はもっと低い?
室堂での景色を楽しみにしていたのですが、天候がイマイチ。山がガスで覆われており、時折ガスが抜けた時しか山が見えませんでした・・・


一の越山荘方面は、ガスが抜けて山が見えました。
天気がいい日の秋の室堂がこちら。

時期は違いますが、降雪で白くなった山並みと稜線が美しい。
室堂の天気がイマイチなので、長野県側へ移動することに。室堂から電気バスに乗り、ロープウェイ乗り場がある大観峰へ移動します。
大観峰に到着、屋上にある展望台へ。


外の展望台へ続く雪のトンネル。上からは溶け出した水がポタポタと落ちています。

展望台からは眼下に黒部湖、正面には針ノ木岳?スバリ岳?北アルプスの稜線を一望できました。
2316mから見るパノラマビュー、絶景が拡がっています。

途中に支点が1本も無い、ワンスパンのロープウェイ。

バックカントリーで一の越山荘からタンボ平に滑り降りることができますが、タンボ平上部の壁はまだ滑れそう。

長野県側は視界も良く、山の稜線が綺麗に見えました。

残雪と新緑の樹々が映える黒部ダム・黒部湖。
室堂から黒部湖のある黒部平まですぐに移動してしまってはもったいない。少し時間に余裕を取り、大観峰屋上展望台からの景色を楽しみましょう。
その後、ロープウェイに乗り黒部平、ケーブルカーに乗り黒部湖へ移動します。

黒部ダムの堰堤を歩いて移動します。黒部湖の水位はまだ低かったですが、残雪の山と青空が綺麗でした。
黒部ダムの観光放水は6月26日から10月15日まで。当日は期間外でした。
黒部ダムからは電気バスに乗り、長野県側の玄関口となる扇沢駅へ。

6月上旬、1433mの扇沢駅周辺の森にはまだ雪が残っていました。
立山黒部アルペンルートでは、室堂、雪の大谷、黒部ダムが有名ですが、大観峰の展望台から見る絶景も見逃せないポイントです。

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