地方移住を考えたことはありますか?
私は40代で脱サラし、長野県・大町市(白馬村となり)へ移住して7年になります。
雪国ならではの自然、自由な時間、スノーボード優先の生活…その一方で収入の減少や過酷な除雪などの大変さもありました。
この記事では、メリット・デメリットを正直に整理し、「移住するかどうか迷っている人」に向けての判断・検討材料となれば幸いです。
- ■ 移住して感じた最大のメリット
- ■ 地方移住で避けられないデメリット
- ■ 移住後に始めた活動(働き方)
- ■ 移住生活で変わった価値観
- ■ 移住が向いている人・向いていない人
- ■ 移住前に準備すべき3つのポイント
- ■ 暮らし方の実例(季節による変化)
- Q1. 地方移住には、実際いくら貯金が必要ですか?
- Q2. 移住後の生活費は、都市部と比べて安くなりますか?
- Q3. 地方移住後の収入は、どれくらい下がりますか?
- Q4. 地方移住後、どんな仕事で収入を得ていますか?
- Q5. 移住してから、収入面で一番大変だったことは何ですか?
- Q6. 地方移住は、結局金銭的には失敗?
- Q7. 白馬・雪国への移住はお金がかかる?
- ■まとめ|7年経っても「移住して良かった」と言える理由
■ 移住して感じた最大のメリット
ストレスフリーな生活
長野の自然の中では、都市部とは違い通勤ラッシュも営業ノルマもない生活になりました。
心身の安定を重視する人には、大きなメリットになります。
持病であった高血圧、痛風の症状が改善し、今では通院する必要がなくなりました。
自由な時間の確保
時間の制約から解放され、長期旅行や趣味に没頭する生活が可能になりました。
コロナが空けた2023年にはバンコクへ3週間の一人旅へ出かけるなど、時間の使い方が自由です。
趣味から仕事へのシフト
SUPガイドや写真販売など、移住してから始めた趣味や地域資源を活かし、個人事業主となり、好きな仕事で収入を得る機会を作る事ができました。
■ 地方移住で避けられないデメリット
収入の不安定性
都市部と比べると、移住後の収入は大きく変動します。ハローワークで以前の月収が難しいと言われた経験は大きな現実です。
雪と寒さの厳しさ
標高800m前後の大町市は、冬に-10°C以下になる日も珍しくありません。雪や寒さが苦手な人には厳しい環境です。
■ 移住後に始めた活動(働き方)
農業(トマト栽培)
夏の農作業は体力的に厳しいものの、作物の成長と収穫という成功体験は大きな学びでした。
ブログ運営
日々の生活や体験を発信し、少額ながら収益化できるようになりました。これは地方移住の新しい可能性でもあります。
ストックフォト販売
北アルプスの景色をマネタイズできないかとストックフォトをスタート。写真を資産化する手法として活用し、副業として一定の収益を確保しています。
徹底的な家計管理
収入が不安定だからこそ、家計簿で1円単位まで管理するようになり、無駄な出費を抑え、収入が減った分を補えるようになりました。
■ 移住生活で変わった価値観
- ギャンブルや衝動買いがなくなり、消費行動が合理的になった
- 「やりたいことを先に実行する」行動優先の思考に変化した
■ 移住が向いている人・向いていない人
✔ 向いている人
- 環境変化を楽しめる
- 自ら行動するタイプ
- 自由なライフスタイルを重視する人
✘ 向いていない人
- 都市部の利便性を重視する
- 安定収入だけを最優先にしたい
- 雪・寒さを受け入れられない人
■ 移住前に準備すべき3つのポイント
- 貯金・生活費の準備
→ 数ヶ月分の生活費は必須 - 車両・住まいの手配
→ 公共交通が生活の足にならない地域のため必須 - 仕事・収入の計画策定
→ 移住後の働き方を明確にすることが成功の鍵です
■ 暮らし方の実例(季節による変化)
| 時期 | 主な働き方 |
|---|---|
| 春〜秋 | 農業/ガイド/業務委託 |
| 冬 | スキー場関連/宿泊関連 |
| 通年 | ブログ/写真販売 |
移住前によくある質問(費用・収入のリアル)
Q1. 地方移住には、実際いくら貯金が必要ですか?
A.
私の実体験ベースでは、最低でも生活費6か月分、可能であれば1年分の貯金があると精神的にかなり楽になります。(私の場合800万貯めてから移住しました)
白馬・大町エリアの場合、移住初期にかかる主な費用は以下の通りです。
- 賃貸の初期費用(敷金・礼金・仲介手数料)
- 冬装備(スタッドレスタイヤ、除雪道具、暖房器具)
- 車関連費用(必須)
- 収入が安定するまでの生活費
「なんとかなるだろう」で移住すると、お金の不安がそのまま生活ストレスになります。特に雪国では「想定外の出費」が発生しやすいため、余裕資金は多いほど正解だと感じています。
Q2. 移住後の生活費は、都市部と比べて安くなりますか?
A.
家賃は下がるケースが多いですが、必ずしも生活費全体が安くなるとは限りません。
白馬・大町の場合、
- 家賃:下がる(特に築年数が古い物件)
- 食費:自炊中心なら抑えやすい
- 光熱費:冬季は都市部より高くなりやすい
- 車関連費:明確に増える
結果として、生活費の総額より「内訳が変わる」 という感覚が近いです。
Q3. 地方移住後の収入は、どれくらい下がりますか?
A.
多くの場合、移住直後は収入が下がります。
私自身も、
- 会社員時代の年収 → 半減
- 季節労働で月ごとの収入変動が大きくなる
という状況を経験しました。
ただし、生活コストを調整できれば、「収入が減った=生活が苦しい」とは限りません。収入の額=生活の満足度ではないと実感しています。
Q4. 地方移住後、どんな仕事で収入を得ていますか?
A.
移住後は、1つの仕事に依存しない働き方が現実的です。1つの仕事に依存せず、複数の収入源を組み合わせる形で生活しています。
具体的には、
- 農業(夏)
- スキー場関連(冬)
- 観光・アウトドア関連の仕事
- ブログ運営(広告収入)
- ストックフォト販売
地方では「会社に入る」以外の選択肢を持てるかが重要です。
「安定した1本」より「細い収入を複数」という考え方が現実的だと感じています。
Q5. 移住してから、収入面で一番大変だったことは何ですか?
A.
一番きつかったのは、収入が無い・安定しない初年度です。
- 先の収入が読めない
- 季節による仕事量の差が大きい
この不安を減らすために、家計管理・固定費の圧縮・無駄な支出の排除を徹底しました。
Q6. 地方移住は、結局金銭的には失敗?
A.
「収入だけ」を基準にすると、失敗と感じる人もいます。
ただし、
- 時間の自由
- ストレスの少なさ
- 自分で働き方を選べる感覚
これを重視する人にとっては、お金以上の価値がある選択だと私は感じています。「収入を最優先にするなら、正直おすすめしません」。
Q7. 白馬・雪国への移住はお金がかかる?
A.
はい、雪国特有の出費は確実にあります。
- 冬タイヤ・除雪関連費
- 暖房光熱費(軽油・電気代)
- ガソリン代の増加
その分、移住前に想定しておくことで事前準備をして対応することは可能です。
■まとめ|7年経っても「移住して良かった」と言える理由
自由な時間、ストレスの少ない生活、趣味や地域資源を活かした働き方――
これらが結実したことで、私は「移住して本当に良かった」と心から言えます。
収入はサラリーマン時代の半分に減りました。一人だからこそ気ままに暮らしていけるという部分はありますが、毎日スノーボードができる、趣味を活かした活動を仕事にできる。
ストレスがなくなり、力仕事が増えた結果?持病である高尿酸血症の数値が減少し痛風が発症する事がなくなり、高血圧も自然に数値が減少し通院しなくて済むようになりました。
仕事に関しては、隣の白馬村はインバウンド需要で賑わっており、時給も1,500円~2,000円前後の求人も多数あります。
白馬・大町に移住してきた人の多くはダブルワーク、季節限定での仕事をしている人も多く、会社に所属しなくても、それなりに稼ぐ事も可能です。

白馬村は魅力的ですが、インバウンドが増え家賃高騰、ローカル食堂では1,000円で食べれる所はほとんどないほど軒並み値上げラッシュ。
その為、白馬村まで車で30分、隣の大町市に移住する人が増えています。
病院・飲食店などインフラや住宅事情が整っており、除雪が少なく、新築物件も多く、利便性も◎
「滑りたい」と「暮らしたい」、そのバランスを考えるなら、移住先として大町市という選択肢もオススメです。
にほんブログ村







