長野県へ移住後、ホームゲレンデとして滑っているのが「白馬岩岳スノーフィールド」。シーズン券を購入するのは5年連続となりますが、八方、五竜、栂池などのメジャースキー場が並ぶHakuba Valleyにおいてなぜ「岩岳」で滑るのか?
その理由と「岩岳」の魅力についてご紹介します。
なぜHakuba Valleyの中で岩岳をホームゲレンデにしているのか?理由は大きく分けて4つあります。
1.コースが面白い
2.パウダーが楽しい
3.平日は空いている
4.北アルプスの絶景が楽しめる
1.コースが面白い
岩岳のコースマップ(昨シーズン)です。ゴンドラ一本で頂上まで行き、そこから各コースへ滑る降りる形です。
ゴンドラで回したい時はコースマップ右、下山コースで長距離を一気に滑りおります。
パウダーを楽しみたい時は、非圧雪エリアが多いViewA・B、沢、Danganコースへ。
カービングを楽しみたい時は、コースマップ下、緩斜面でコース幅が広いサウスコースへ。
フリーランを楽しみたい時は、サニーバレーから起伏に富んだ斜面、壁で遊べる沢方面へ。
岩岳は平坦な斜面より地形の起伏を活かしたコースが多いので、フリーランが楽しめるスキー場です。
また、非圧雪エリアが多いのでパウダーも楽しめ、フリーランからカービングまで滑りに合わせてコースを選択することができるのも魅力の一つです。
2.パウダーが楽しい
岩岳は非圧雪エリアが多いので、新雪が降った朝一はパウダーを楽しむ事ができます。
各コースはオープンする時間が違うため、コースが開く時間に並べば面ツルバーンを楽しむことができます。(9:15・Dangan オープン、9:30・View オープン等)
コースがオープンするまでは別のコースでパウダーを楽しみ、新しいコースが開けばそこへ行きパウダーを楽しむという事もできますし、コースが開くと一斉に人がいなくなるので、そのコースに残りパウダーを喰い尽くす事もできます。
私のルーティーンは、ゴンドラオープン前に並び、1本目は下山コース→ホワイトリボンの非圧雪エリアでパウダー、2本目以降は沢エリアの右方面の非圧雪エリア、サウスゲレンデの脇パウ、コースがオープンしたらDangan、Viewへとコースを変える事で、より多くの新雪を楽しむ事ができます。
特にパウダーを楽しめるオススメコースが、ViewA・Bコース。
どちらも非圧雪なので、雪が降れば面ツル状態。コンデションが悪いとコースが開かないので数日雪が貯まる事もあります。
ViewA
コース上部は谷が折り重なっており、壁を上に登ったり谷間を滑ったりと起伏でパウダーを楽しめる人気のコース。
オープンと同時に人が滑り込むので、コンデションのいい状態では2.3本滑れるかどうかですが、並んででも滑る価値があります。
ViewB
こちらはオープンバーンに積もった新雪を、スピードに乗って滑ることができ、爽快感が楽しめるコース。コース右側の下部は崖のようになっており落差も大きいので注意が必要です。
どちらのコースもオープン時間は同じなので、どちらを選択するかで好みが分かれると思いますが、個人的にはViewAの方が好きなので、まずはAに進みます。
この二つのコースは、新雪が積もった時だけ楽しめるコースで、雪が降らない時は全く楽しくないコースでもあります。
圧雪が入らないので、コースはガタガタのまま凍ってしまい、特にスノーボーダーにとっては滑り降りるだけでも苦労する難コースとなります。
パウダーが積もった時だけ楽しめる、極端なコースです。
3.平日は空いている
八方や五竜は平日でも人が多くゲレンデは混み合っていますが、岩岳はそれほででもなく比較的空いています。
例年ゴンドラが動く10分前に行けば先頭集団に並べたのですが、昨シーズンは人が多く、平日でも長蛇の列ができている日も多かったのですが、それでも八方や五竜と比べればまだましです。
4.北アルプスの絶景が楽しめる
八方や五竜でも北アルプスの景色を見る事ができますが、岩岳から見える北アルプスは絶景です。
年間通して人が集まる話題の「マウンテンハーバー」から見る北アルプスがこちら。
北アルプスを正面に見る事ができ、白馬三山が間近に。八方尾根スキー場越しの五龍岳も綺麗に見る事ができます。
マウンテンハーバーにはテラス席が併設されていますが、入場は無料。休憩がてらに立ち寄って北アルプスを楽しんだり、カメラを持ち込んで撮影することができます。
冬以外は雲がかかっている事が多い北アルプスですが、この時期は空気も澄んで稜線までハッキリと見え、撮影にも向いています。
以上、白馬岩岳スノーフィールドの魅力についてご紹介しました。
岩田たけを選ぶ理由について滑る上でのメリットを説明しましたが、デメリットとしては山の標高が低いので雪不足になるシーズンが多い、雪があっても3月末でクローズしてしまうという点。
冬より来場者が多いグリーンシーズンへの準備のため、2024シーズンのように3月末に豊富に雪が残っていても延長営業はしないという点がシーズン券ホルダーとしては残念な所。
圧雪が下手な所・・・
圧雪をしない日がある所・・・
リフトの運休が多い(故障系)所・・・
と思い返すと色々出てきますが、トータルで考えると、またシーズン券を買ってしまうスキー場です。
2025シーズンの雪の具合が気になりますが、今シーズンも勝手に滑走レポートを続けたいと思います。
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